12/21 コリーさんの経過報告
こんにちは!!コリーの母ちゃんです。
12月17日(金)凄い雪が1日で降りました。やっと石川待望の雪が積もりました。
しかし、残念ながら悲しいお知らせをしたいと思います。
かなり長文になりますので、お時間のある方はこのまま読んで下さい。
ない方はお時間ができた時に是非読んで下さい。
12月12日(日)にいきなりコリーさんが立てなくなってしまったのは、前回の経過報告でご報告させて頂きました。
立てないコリーさん
その日から次々と、妹やお知り合いの方・近所の犬友さんがコリーのお見舞いに来てくれました。
12月14日(火)は妹が来て、コリーさんの食事風景を動画で撮ってくれました。
コリーさんは日曜日の注射が効いているせいか、珍しくしっかりと離乳食の様なご飯を食べてくれました。
食事をしっかりたべているコリーさん
母ちゃんが抱っこして父ちゃんが食べさせるの図
12月15日(水)はしばらく会っていなかった近所の犬友さんが来てくれて、コリーの痩せた体にビックリしながらもなでなでしてくれました。
この頃のコリーさんは足が動かくなってしまったイライラなのか、とても不機嫌でした。
水をスポイトの様なもので飲ませようとしても『カプカプカプカプッ』って上半身をあげて必死に噛もうとします。
今週は何度か逃げ遅れて(笑)また母ちゃんの手や腕は傷だらけになっていました。
とにかく、コリーさんは普通で居れるはずはありません。いきなり家の中での移動手段を失ってしまったのだから仕方ありません。
自分が同じ様な状況になったら、イライラどころか落ち込み、心が壊れてしまうかもしれません。
食欲増進の最上級の薬が出ていましたが、何とか食べさせようと試みても、コリーさんが正面を向いて口を開けてくれない限りは食べれない状態でした。
かたくなに口を結び食事を拒み、そして薬の効果で食べてくれたりと相変わらずムラがある日が続いていました。
何とか水分は取れており、お薬も充分に頂いていたので土曜日の通院までは家で頑張っていこうと思っていました。
食事を食べない17日のコリーさん
お顔は可愛いのだけれど…。
12月17日(金)は朝から時間をかけても、声掛けしてもコリーさんは頑として食べてくれない、そんな朝でした。
でも大好きなみかんだけは1個食べてくれました。
なんだか嫌な予感がして、金曜日は落ち着かない夜を過ごしていました。
そんな母ちゃんの心配を知ってか知らずか、コリーさんは非常に落ち着いていました。
その夜は母ちゃんは自分の気持ちを落ち着かせる為、コリーさんの足のマッサージをしていました。
お友達から購入したアロマの肉球クリームをコリーの足裏に塗り込み、丁寧に2時間程マッサージをしていました。
コリーは母ちゃんの目をじっと見つめてくれて、それはそれは貴重な時間でした。
犬達と長く生活している犬飼いさん達は『心の通い合う様な犬でした』『最高のパートナーです』といった事を聞きますが、一体母ちゃんとコリーはどうだったんだろう?と考えながらマッサージをしていました。
コリーの声が母ちゃんに全部わかるようになれなかったけれど…本当に私はこの子が愛おしい!と強く思いました。
この気持ちは競争ではないけれども誰にも負ける気はしませんでした。
母ちゃんはコリーをじっくりと見ながらマッサージするのですが、堪えきれずその日はなぜだか涙が止まりませんでした。
自分の涙が音を立てて床に落ちるのを初めて経験しました。
マッサージをしている間コリーは、水しか飲めていなくても満足した様にうっとりとした顔をしてくれました。
時々目を虚ろにして、とても眠そうにしていました(犬の目をじっくりと見ている人達ならわかると思いますが…寝落ちの瞬間はそれはそれはとても可愛いものです。目がいったりきたりして、でもまた起きてみたりして)
本当に可愛くて可愛くて、コリーは静かに寝息を立てて寝てしまいました。
ここ1年くらい、夜(特に寝る前)に少し構ってあげようとすると、不機嫌になってカプカプしたりしていたのですが、この日はおとなしく母ちゃん父ちゃん息子のいう事を聞いてくれたように思います。
お水もいっぱい飲んでくれたし、母ちゃんの今日の心配が杞憂に終わると思っていました。
母ちゃんはなかなか眠れずスマホで夜中までコリーの思い出動画などを作って、気分を紛らわしていました。
コリーさんは足が動かなくなってから最初の2日間くらいは少し苦しそうで寝つきが悪かったようですが、それにも慣れてきたのか、ほとんど夜中は起きずにぐっすりと寝ていました。
たまに「キュンキュン」というような鳴き声もすることはありましたが、この日はいつもより穏やかに寝ていたと思います。
母ちゃんは早朝4時頃おトイレに起きて、コリーのお布団を直してあげたときは、呼吸も落ち着いていてぐっすりと眠っていました。
しかし、前足がお布団から出ていて少し体温が下がっているように感じました。
担当の先生からは「熱が出ている時は体が病気や菌と闘っている時ですが、低体温は逆に怖いんです」とお話されていたので、少しドキドキしながら、この1週間コリーさんに何かあったら困るので母ちゃんはずっと一緒の部屋で寝ていました。
12月18日(土)の朝、母ちゃんは7時15分に起きて「コリーさんおはよう!」なんて言いながらコリーを見たら…。
コリーさんは息をしていませんでした。
わぁ!!溢れるどうしようもない感情!そしてコリーさんのお腹に手を当てました。
とても温かかった。そうです!!コリーさんは多分死後数分も経ってなかったんだと思います。
家族を大声で呼んで、みんな何事かと思ったかもしれないけれど、全員でお腹に手を当てました。
温かい…しかし、コリーの体は動かず、眠るように亡くなっていたのです。
家族3人でコリーのお腹を撫でて、泣きながらさすった所で生き返らないのは分かっていました。
しばらくして、コリーをみんなで綺麗に拭いてドライシャンプーをしてあげようという事になりました。
とうちゃんは落ち着いて葬儀屋さん(※)に電話して、コリーのこれからの手配をしてくれました。
この日の事は放心状態だったのか、今はあまりよく覚えていません。
コリーさんは9年8ヵ月と4日の生涯を閉じました。
※実はコリーの体調が思わしくない時に母ちゃんととうちゃんはパンフレットを集めていました。
クラウドファンディングのご支援金からはコリーの葬儀費用は一切頂きませんので、ご了承下さい。
コリーさんは自分でいうのもなんですがとても表情の豊かな子でした。
それが病気が進行するにつれ残念な事に中々笑う事も少なくなりました。
それでも家では本当に変わらず、家族のアイドルでした。
母ちゃんのSNSを見ている人がいるなら、有名かと思いますが母ちゃんはかなりのコリー中毒でした(笑)
翌日の19日(日)はカゴに入ったコリーさんと家族でゆったりと過ごしていました。
コリーの可愛い横顔を見ては泣き…可愛い足を握れば泣き…。
部屋片づけの時はとうちゃんとコリーさんの声を2回もはっきりと聞くことができました。
そして午後は犬友がコリーに会いに来てくれて、本当に嬉しかった。
コリーが居なかったら出会わないであろう人達!!
一緒に同じ犬を連れてキャンプへ行ったり…
一緒に温泉に行ったり…
一緒に山に登ったり…
一緒にハイキングに行ったり…
一緒にお花見をしたり…
一緒に紅葉狩りをしたり…
一緒にカヤックに乗ったり…
一緒に湖に入ったり…
楽しい事ばかりでした。
犬友の犬にすっかり好かれる次男
コリーさんが病気になり、高額な抗がん剤治療の為にクラウドファンディングをやった時は批判や非難の声もあったけれども、決して非難等せずに応援してくれた友達、母ちゃんのコリーさんに心を寄せてくれた犬友達。
これからも本当に大切な友達です。
母ちゃんは今年コリーの闘病中のこの8か月間、沢山の人達とお話をすることができました。
自分と違う考えを持っている人達ももちろん、しっかりとした考えをもっているし、母ちゃんが途中被害妄想っぽくなって、人を疑う時期もあり、大変でした。。疑われた人ごめんなさい。
でもコリーはそんな事全然知る由もなく家族にそして他の人達に愛され、愛する事の大切さを教えてくれました。
コリーが居なかったら、きっとこんな人間にはなれなかったと思います。
普通が一番大切です。
人にとってはその普通は千差万別です。
母ちゃんの押し付けがましいエゴイストな部分はまだまだありますが「普通の生活を楽しく過ごす」という中々難しい事ですが、それが究極の幸せだと思います。精進精進(o^―^o)ニコ
ご飯を食べる
人と毎日挨拶をする
身だしなみを綺麗にする
よく寝る
人と自分を比べない
感謝の気持ちを忘れない
コリーさんはその普通の幸せを教えてくれました。
少々大げさかもしれませんが大きな夢を持つのはとてもいい事です。
でもコリーさんが病気になったから、できる事をやろう!というスタンスに変わりました。
そして、できない事が増えたら今できる事をやろう!というスタンスに変わりました。
沢山やりたい事があってもやれないでイライラするよりも「自分がしっかりとできることをやる」という選択肢を選びました。
みんながみんな、これに当てはまるとは思っていませんが私はこれで心の平穏を保つ事ができました。
だからご支援頂いた皆さんや、コリーを可愛がってくれた方達に本当に感謝しています。
私達は、可愛いコリーさんに月10万円もする治療はできなかったけれど皆さんお陰で金銭的な事は考えずにコリーの体だけを考えて治療する事に専念できた事、改めてここで感謝の気持ちを伝えたいと思います。
沢山コリーさんと遊ぶ事ができました。悔いはありません。
コリーさんがうちに来てくれた事!!これだけで本当に奇跡です。
これからどんどんと寂しさが募ると思います。
すでにコリーの声が聞こえないだけでそわそわしています。
12月20日(月)は13:00~コリーさんの葬儀でした。
午前中はまたコリーさんとのんびりとした時間を過ごす事ができましたし、お友達にはこの時間にお空を見上げて下さいとお願いしていたので、最後の最後まで応援をして頂きました。
母ちゃんは弱い人間です。でも人情に厚くって、人懐っこくてどこか憎めない等と言われる所もあります(自分で言うな)
言うなれば甘え上手です。自分でも思います。
でもコリーさんと一緒に最後の時を乗り越えて行きたかったです。
もちろん、皆さんは一人でその大きな別れを乗り越えられるのでしょうが、私はとにかく沢山の応援をして頂きました。
こういう所もちょっと嫌われる原因かも知れません。
12月20日
コリーがお空にいく13:00のイマソラ
コリーがお世話になるこぢんまりとした斎場ではまたまた号泣してしまいました。
本当によくこんなに泣けると思います。→人間は水でできています。母ちゃんは肉でできています(笑)
コリーさんの可愛い顔
コリーさんのスラっと伸びた手足
コリーさんのお鼻の幸福の豆大福のようなぶち模様
それらの一つたりとも失うのが怖かったです。
コリーのお骨
今は穏やかにうちに帰ってきて、ほっとしているのが現状です。
ですがこれからどんどん寂しくなるのは目に見えています。
それを普通の大切な生活で乗り越えて行こうと思います。
コリーさんの経過報告はもうこれで終了となりますが、ボーダーコリーの保護団体への寄付等のお話も今後このサイトよりご報告したいと思いますので、もう少々お付き合いいただければと思います。
収支報告ページの最終更新につきましては、書類等を取りまとめ中ですのでもう少々お待ちください。
改めてご挨拶
この度は「石川コリー」のお別れの為に多大なるお花やお供物を頂戴致しました。
こちらのページでも改めてご礼のご挨拶をさせていただきたいと思います。
コリーさんへ応援を頂いた皆様方、本当にありがとうございました。
家族一同心より御礼申し上げます。
皆様方のお陰でお花畑で穏やかに寝ているようなコリーと3日間過ごす事ができました。
皆様の応援でコリーが迷わずにお空に行けると思います。
お空組の子達がお迎えをしてくれるそうですが、足の遅い子ですので、いつもながらゆっくりといくと思います。
その時は皆様しばしお力をお貸しください。
もうひとつここでお話させて頂きたいと思います。
コリーのお部屋を毎週楽しみにしています
新しい投稿を読みたい
と言う声を耳にするようになりました

このページ石川コリーのお部屋を立ち上げたきっかけは、当初クラウドファンディングの告知やその後、成功した後に皆さんへのコリーの近況報告や収支報告の透明さを表現したいという事でした。そして可愛いコリーさんをもっとたくさんの方達に見て頂きたいという想いからでしたが、今は週1回の近況報告を読みたい
このページは大切なコリーとの思い出ページです。
もちろんCLOSEにしたくないのですが…皆さんはいかがでしょうか
何か
ナイスアイデア
がありましたら…コメント欄に寄せてくだい。ありがとうございます
新しいコリーさんの写真は悲しい事に増えることはないですが…
私達も考えて行きたいと思います。
そして今までお話できなかったことがあります。
コリーがクラウドファンディングを5月に始めて半月位の時の事でした。
同じ病気でサスケ君という犬が居ました。
既に肛門膿栓癌で抗がん剤治療をしていました。
今後の事もあり「是非ともお友達になってください」と私はお話したと思います。
そして応援をしていただき、これから同じ病気の子どおし、一緒に戦いましょうね。とお話していたのですが翌月の6月にサスケ君は残念ながらお空に行ってしまいました。
その方からいきなりのお電話で話したいと連絡がありました。
5月にサスケ君が大学病院で頂いた抗がん剤がまだ手元にあるというお話でした。
そしてサスケ君ママからコリーさんは抗がん剤パラディアを頂きました。全部お薬は飲みました
コリーさんがサスケ君のタスキを貰ったのです。
サスケ君はここでコリーさんを助けてくれました。
そういう人の目には見えない優しさが絡まりあって、この8ヶ月間。
サスケ君から貰ったタスキをかけて頑張ったコリーさん♥
私達はこの8ヶ月間、皆さんと出逢えた事
𝑻𝒉𝒂𝒏𝒌 𝒚𝒐𝒖
決してひとつも無駄な事はなく、
辛くて毎日泣いていた訳でもなく、
感謝の気持ちを毎日コリーさんと自分に降り注いでいるように日々感じました。
コリーさんがここまで頑張ってこれたのは、本当に温かい皆さんのおかげです。
それだけはお伝えしたかったです。
サスケ君ママの気持ち本当に嬉しかったよ
コリーさんと、同じ時に愛犬が癌宣告されました。そして、同じ抗がん剤のパラディア
を、今も服用しています。96回になりました。
コリーさんが、亡くなったと知りました。 私は、アメブロをしてます。バロンと言うチワワとパラディア闘病中です。
コリーさん。ありがとうございました
バロンママさん
すごいね。
癌と戦ってるんですね。
96回もお薬飲めてるなんて
私も応援しますよ
かけがえのないもの
大事なこと
普通の幸せ
毎日元気で暮らせること
人のつながり
みんな偶然ではないと思う
コリーさんが
色々な事を引き寄せて
教えてくれた気がするね
無理しないで...
ゆっくりゆっくり
休んでね。
コリーさんの魂は
いつも家族のそばに
いるからね
ともも
ありがとう♥
最愛の可愛い妹
1番の相談相手
1番の友達
双子のともちん
コリーの近くにいてくれて
ありがとう
感謝してます
コリーさん、もうお空でゆっくりしてますか?
皆んな行く道
待っててくださいね。セレナも9歳、今のところ元気にしてます。幸せな事です。我が家も、3ワン、お空に居ます。コリーさん、お迎えしたかも

パパさん、ママさん、息子さん、 身体だけは、大切に、ご飯食べて、毎日過ごしてくださいね。コリーさんが、見守ってくれてます。応援してます
セレナママさん
いつも母ちゃんに優しい声かけてくれてありがとうございます。
頑張るつもりです(ง •̀_•́)ง
場所だったよね。なんて今までの思い出が消えないようにしっかりと、気持ちや体に染みさせたいと思ってます。
こんにちわ
全然大丈夫だよって今日はさすがに言えません。
疲れていますね。
たまに本音を出しちゃいますね。ふふふ
母ちゃんはさすがに今日は眠くて眠くてたまらんかったです。
明日からは精一杯
妹のともちんは近くで私を見ていて、ゆっくり寝てね。
って口が酸っぱくなるくらい言ってくれてます。
知らず知らずのうちに寝不足は続いていて、コリーさん立てなくなってから、
仕事は休みませんが会社の保健室で毎日寝ていました。
ということで、今日からまた規則的な生活を心がけたいと思います。
コリーさんが体力なくなってからは、夜んぽもできていなかったこの1ヶ月間くらい…
父ちゃんと再開するつもりです。
コリーさんが居なくなったから…楽しい事が全部出来なくなるなんて
そんな事したらコリーさんに怒られちゃいます(*^^*)
だから。今までやってきた散歩や色々な事…
コリーが居ても居なくても続けるつもりです。
そして、この塀でこんな事やったね…そうそうここの場所がコリーの